23区の野生のエルザ

先日、某所の地域猫のえさやりに同行させていただきました。

 

 

えさやりを担当している彼女との出会いは、気まま屋をオープンして間もない頃。

 

お店のチャイムが鳴って、ドアを開けたら目の前にぱっちりとした瞳の一人の女性が。

 

猫関係の知り合いから気まま屋の存在を聞いて、訪ねて来てくれたのでした。

 

 

お話をさせていただき、とても純粋で熱心に地域猫に関わっていることが伝わってきて、それからのご縁。

 

いつか、彼女の活動をそばで見させてもらえたらなぁと思っていました。

 

 

 

 

当日待ち合わせ場所に現れた彼女は、自転車の前後にフードやお水などをぎっしり積んで、怪しさ満点w

見た目より、実用性重視なの!とコロコロ笑う彼女。

 

 

猫たちのいる場所に着くとここにいるこの柄の子は人見知りの○○ちゃん、この子は人懐っこい○○ちゃん、と、とてもいとおしそうに猫たちを紹介してくれました。

 

 

私は、猫たちが警戒して逃げてしまわないよう、遠くからこっそり見守ることに。

 

 

猫たちは彼女の姿を見つけると、しっぽをぴんと立てて嬉しそうに近寄ってきます。

 

 

木立の中で、優しく声を掛けながら猫と触れ合う彼女はとても美しく、思わず息をのみました。

 

まるで、映画のワンシーンを観ているよう。

 

 

 

聞けば、以前彼女のえさやりを見ていた地域の男性が、「野生のエルザみたいだ」と話してくれたことがあったとか。

 

他にも、餌場の状態を気にかけてくれる人、会うと小さなキャットフードを手渡してくれる人など、彼女を温かく見守っている人が何人もいるよう。

 

 

私にも、皆のその気持ちがわかりました。

 

きっと、皆あの美しい姿に心を打たれたのだと思う。

 

慈しみ、という言葉がぴったりな、あの美しい光景。

 

 

こんな風に、人間と動物とが共に生きていける世界を、もっともっと広げたい。

 

そう思わせてくれた、素敵な彼女との素晴らしい一日でした。